認知と創造性のコーチング心理学 cognitive and creative coaching psychology.

テーマ 認知と創造性のコーチング心理学(1) cognitive and creative coaching psychology.

 

 

以前から,認知心理学の応用分野である,創造性について興味を持っていました。
そのため,私は,人とは少し変わった発想をすることもあるかもしれません。

(周りがびっくりするような考えは,おおよそ,創造性に関わっていると考えています。)

そこで,
創造性をコーチング心理学に応用できるかを実際に検討していきます。

まず,創造性には,収束的思考と拡散的思考の2種類があるとされています。
それらの応用を検討できればと思います。

そのなかで,Wallas,G.は,創造性の過程を,準備期,孵化期,啓示期,検証期があるとされています。

それでは,中身を見てみましょう。

(1)準備期 ⇒ 課題に真剣に取り組む。問題解決に悩む。試行錯誤をする時期。(拡散思考)

(2)孵化期 ⇒ 問題をしばらく放置し,熟成されること待つ。

(3)啓示期 ⇒ アルキメデスのように,新しいひらめきが生まれる。(収束思考)

(4)検証期 ⇒ 新しいひらめきに対して検証を行なう

といった流れになっています。

※拡散的思考から,収束思考に導くことが重要であり,それらを実証してことが
ポイントになるようです。

まず,コーチング心理学に応用するとすれば,
(1)試行錯誤,偶然の機会を導く,情報収集などで,準備期を乗り切り

(2)孵化期:いったん,別のことをことや,リラックスするような課題ワークを行なう。
自律訓練法やアロマテラピー,散策など気分転換ができるようなことな運動を行なう。
※コーチング心理学では,リラクゼーションも重要とされています。

(3)啓示期:ぱっとひらめくことを考えて見る。または,意識しないで考えて見る
(質問による誘導的な方法もふくめて)

(4)検証期:ひらめいたことを実証してみる。
心理学では,調査,実験,統計,事例研究で検証するといった方法が
考えられます。

そして,さらに(5)として実践する (6)応用するといった形で発展することに焦点を置くと良いと考えます。


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