職業適性心理テスト 総合解説編



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「関連リンク」・・・ ■興味・関心からみた適性診断  性格面から見た適性診断  ■能力から見た適性診断

目次 @総合分析・・・・・・・・・適性テストT・U・Vを組み合わせて、総合的適性を見る。

A適性より能力開発・・・・時代にマッチした能力を身につけることが先見性を高める。

@総合分析・・・・・・・・・適性テストT・U・Vを組み合わせて、総合的適性を見る。

職業適性テストT(興味・関心)とU(能力)が高い項目を組み合わせて、下の表にある主な職業で
さらに、具体的な結果が出ます。

◆プロセス 1 ・・・ 『興味診断』と『能力診断』を組み合わせる

 『A:事務へ興味』 と 『M:空間能力』 が高ければ、下の表Tにある7番目のタイプが適性が強いことが分かります。

※ 表T 興味と能力でみる職業適性 


能力


I 書記 J 言語 K 論理 L 計算 M 空間 N 感覚 O 活動 P 知覚
興味・関心






A 事務 1*3 2*7 1*3 3 7 3 3 2
B 対人 6 4*5 6*4 1*3 7 7 4 4
C 奉仕 6 4*5 8 8 5 5 8 6
D 芸術 4*7 2*7 2 9 2*7 5 5 5
E 技巧 3 3 9 3 1*9 5*9 5 5
F 研究 1*3 2*6 1*3 9 9 7 8*9 5
G 機械 3 9 9 9 9 9 9 8
H 戸外・自然 10 4*5 10 10 5 5 10 10

◆プロセス 2 ・・・Tの結果をもとに 表Uで職業を選定

下の表Uのタイプ別適性職業から、
7番目のタイプを探す。
 
7番 デザイナーなどデザイン関連の仕事、コピーライターの仕事など適性があることがわかります。

表U タイプ・性格と職業対応表

分類 おもな職業
職業タイプ番号 性格の特性
1 a 弁護士・司法書士など専門サービス職業
b 検察官・裁判官・労働基準監督官・外交官・国税専門官などの公務・法務系の職業
c 事務職一般
2 a 新聞記者、放送記者、編集者、ルポライターなどマスコミ関係の職業
b アナウンサー、ディレクター、ニュースキャスターなどのマスコミ関係の職業
3 a 公認会計士、税理士、弁理士、不動産鑑定士、速記者など専門サービス職業
b OAオペレーターなど、パソコン事務職
c 一般事務、経理、会計事務などの職業
4 a 営業・セールス関連全般(商社マン、証券マン、プロパー外交員、企画営業、卸売り販売)
5 a ツアーコンダクター、通訳、ツアープランナーなどサービスを売る仕事。
b 理容師、美容師、など生活衛生関連職業
c ホテルマン、秘書などの仕事
6 a 教員、社会教育主事、塾教師など教育関連職業、またはケースワーカー、職業指導員、作業指導員など福祉関連の職業
b 司書、学芸員、など教育関連の仕事
7 a 工業デザイナー、インテリアデザイナー、服飾デザイナー、などデザイン関連の仕事
b コピーライター、スタイリスト、イラストレーターなど広告関連の職業
8 a 医師、歯科医師、理学療法士、薬剤師など医療関連
b 看護士、社会福祉主事、ホームヘルパー、など医療・保健関連職
9 a エンジュニア、電気・電子技術者など技術系関連職
b システムエンジュニア、プログラマーなどコンピュータ関連職業
c 建築、土木技術、測量士などの職業
10 a 獣医師、畜産技師などの動物対象の職業、農林水産の技術系の職業
b 職業教育指導員、インストラクター、体育教師など


◆プロセス 3 ・・・2の職業タイプ番号と性格診断結果を基に表Vにて a b c のタイプで自分に近いもの選定

性格適性Vのテストの結果(別表)から細かく分類する。性格テストの結果(グラフ)が、最も近いパターンのものを探す。
性格適性の診断テストは、システム上の都合により、棒グラフになっておりますが、ここでは円グラフにして当てはめてください。




7番のうち a 、b  どちらに自分のグラフに近いグラフかを選定し、仮に 7番のa が近ければ、

専門性が求められる:工業デザイナー、インテリアデザイナー、服飾デザイナー、などデザイン関連の仕事が適性
があるということになります。

※注意:グラフの特性は、一般的な特性であり、実際は、人の結果グラフにおいてバラツキがあります。
その場合、各性格特性の項目を個別に見た上で、判断致します。

・・・・性格適性Vのテストの結果(別表)は目安です。基本的には、性格特性が高い人ほど、高度、専門的な職業に適している言えます。
性格と職業の関連 ・・・・ 上記の結果と下記の対応表を併せて分析します。




1:適性が低い  2:少し低い 3:普通  4:少し高い  5:かなり高い


適性よりも能力開発

昔、銀行員の適性とは、何かということに、帳簿の記載、ソロバン、伝票の整理などの
項目が大部分を占めた。しかし、今や、大部分がパソコンでまかなえてしまうため、
パソコンを使える能力を大きく求められるようになっている。

このように、ある意味、適性の概念は時代とともに変化していく。

ここで、適性よりも、能力開発という、人間性の発展を考える立場が強くなってきている。

これからの時代を賢明に生きて行くには、先見性というものが強く求められる。
時代はどんなことをニーズにしているのか、どんな能力が必要なのか、
常に、情報のアンテナを高くして、すばやくキャッチして、能力を高めていく必要が
高く求められる。


◎自分には適性がないと、嘆くよりも、適性をつくり、常に能力開発にいそしむことが、
人生の勝利者となるにちがいない。


「この仕事は、自分の性格にあっていない」
若い20代の社会人がよく、いう言葉である。
それを理由に、3年以内で仕事を辞めてしまう人は多い。

「適性がない、向いていない」というのは、長年、いろいろな仕事を培って、経験し、
自分の性格のいい面、悪い面を十分に理解しており、

なおかつ、自分のやりたいことがはっきりしている人が口に出していい言葉であるという。

「適性がない、向いていない」は、やりたいことがはっきりしていない人には、
"自分から仕事を合わせようと努力していない"部分がある。


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